高齢化に伴う認知症患者の増加と認知症基本法の施行を踏まえ、認知症疾患医療センターが鑑別診断や地域連携において果たす機能を紹介しています。特に、精神科単科病院がBPSD(行動・心理症状)への対応力と地域連携ネットワーク構築力を持つことが強調されており、レカネマブなどの疾患修飾薬の導入に伴い、MCI患者への診断、予後説明、生活指導といった精神科医に求められる対応が変化していることを論じています。最終的に、精神科病院が認知症への「対応力」と「連携力」を通じて共生社会の実現に貢献する中心的な役割を果たすと結論付けています。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
注目の投稿
眠りが支える脳の健康」-認知症の観点から考察する-
認知症を防ぐのは「眠り」の力?脳の掃除システムと最新科学が明かす驚きの真実 「最近、ぐっすり眠れた気がしない」「布団には入っているけれど、脳が休まっていないような……」そんな不安を感じることはありませんか?実は、認知機能にわずかな低下が見られる「軽度認知障害(MCI)」の患者さん...
人気の投稿
-
4月25日 kowa web seminerにて講演しました。 --- 主な内容 1. 認知症とうつ病の関連 認知症患者における大うつ病性障害の診断率は約15%前後。 認知症の進行度によるうつ病発症率に大きな差はないが、進行により評価は困難に。 2. アルコールとうつ病の合併 ...
-
2025年6月28日、静岡社会健康医学大学院大学にて、「終末期を踏まえた、認知症のみかた、考え方」と題した講義を担当しました。人生100年時代において、避けては通れないテーマである「認知症の終末期ケア」。今回はそのポイントを抜粋してお届けします。 ■ 認知症ケアは「統合 vs ...
-
認知症の行動・心理症状に対するブレクスピプラゾール(レキサルティ)の使用方法について、ディスカッションしました。 ■ 背景・目的 アルツハイマー型認知症(AD)に伴うアジテーション(焦燥感、易刺激性、興奮)に対し、ブレクスピプラゾールの適応が追加された。有効性と安全性、及び使用...
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。